切削加工とは
About Machining
精度が光る
切削加工
お客様から支給された3Dデータをもとに、工作機械を動かすた
めのプログラム(CADCAM)を作成し、高精度な切削加工を
行っています。たとえば、電池蓋のツメのような刃物が届かな
い「アンダーカット」が入り組んだ形状も、分割設計と再構成
技術で対応可能。加工後の寸法調整や仕上げも丁寧に行い、違
和感なく組み上がる精密な加工を実現します。試作から追加工
まで、多様なニーズに柔軟にお応えします。
切削加工の特徴
Features of Machining
材料と機械を見極め、最適な加工を選ぶ
加工対象や目的に応じて、使用するマシニングセンタを使い分けています。樹脂やカーボンなど軽くて強い素材には三次元加工機(縦型)、複雑な金属形状には高硬度に対応できる五次元加工機(横型)を使用。扱う材料は主にアルミやステンレスなどの軽金属、エンジニアリングプラスチック類で、鉄やガラスなどの重・硬素材は基本的に対象外です。素材特性と加工ノウハウの掛け算が、高い品質を支えています。
CAMで勝負が決まる。
削り出す知恵と工夫
切削加工の品質は、実は“削る前”に決まっています。私たちはCAD/CAM段階に蓄積されたノウハウを強みに、最適な工具選定・治具設計・加工順序を組み立てることで、高難度の形状でも安定した品質を実現。お客様がすでに成形した製品への「追加工」や「後加工」も数多く手がけています。「これ、削れるかな?」というご相談も大歓迎。豊富な加工実績とノウハウで、設計の意図を“形”にしてお届けします。
( Phase 2 )
試作・開発フェーズ