3Dプリンタについて
みなさんは3Dプリンタはご存知でしょうか。
昨今話題になることが多いので、モノづくりに携わる
多くの方はご存知かと思います。 試作の業界に革命をもたらす
夢の装置のようなイメージが先行している気がしますが
実際のところどうなんでしょう?
当社ではまだ導入はしていませんが、一つのコンテンツとして
将来性を評価するとともに、色々な意見が飛び交っております。
そんな中、実際に3Dプリンタを製作している技術者の方に
お話しをお聞きする機会がありました。 真っ先にお聞きしたことは
寸法精度の限界についてでしたが、 現状の技術では0.1mmくらいが
限界で、 それ以上コンマ3ケタは現実的ではないとのことでした。
z寸法はコンマ3ケタ狙えるかも・・・とのお話しですが、 総じて
切削加工品ほどの精度は難しいのかもしれません。ですので、
ラフなモデル制作などファーストモデルの分野で使用することが
メインとなるのでしょうか。 ただ、これもクオリティを気にする
日本のメーカーの 考えであり、 海外のメーカー等、
そこまでこだわらないのであれば、 メリットは大きいのかもしれませんね。 →次回に続きます。