頭痛予防のストレッチを紹介!

  

頭痛予防のストレッチを紹介!


頭痛は現代病!

 

普段、長時間デスクワークなどで、肩こりや頭痛を起こすことはありませんか?

日頃、スマートフォンやパソコンなどで、目を酷使する時間が年々増える現代人にとって頭痛は珍しいものではなく、多くの方が抱えている問題から現代病と言えるかもしれません。

また、一般的であるが為に、その痛みは本人しか分からず、理解されにくい傾向にあります。

ここでは、日常の生活でよく起こる片頭痛と緊張型頭痛を予防する簡単なセルフケアをご紹介させて頂きます。

 

 

頭痛の種類

 

頭痛といっても様々な種類がありますが、大きく分けて、命に係わらない一次性頭痛(慢性頭痛)、命の危険を伴う二次性頭痛に分類され、その中でも代表的な一次性頭痛(慢性頭痛)は、『片頭痛』と『緊張型頭痛』です。

片頭痛

月に1~2回、または週単位で繰り返し起こる発作的頭痛であり、ズキンズキンと脈打つような痛みが起こる頭痛です。

何らかの刺激により頭部の血管が拡張し、痛みが発生しますが、いったん痛み出すと寝込んでしまったり吐き気を伴うなど強い症状を引き起こし、多くの方が日常生活に支障をきたします。

頭部の感覚をつかさどる神経を刺激され、なんでもない光や音に過敏になるといった随伴症状がみられる事もあります。

ストレスとなる要因がひと段落し、ホッとしたときに起こることが多く、血管に作用する様々な神経伝達物質が分泌され、痛みが起こると考えられています(所説あり)。

 

緊張型頭痛

緊張型頭痛は、圧迫感とともに頭を支える筋肉が萎縮し、気分が晴れず、締め付けられるような痛みが起こります。

俗にいう『首こり頭痛』です。一般的に身体的、精神的ストレスから引き起こされる事が多く、緊張した状態が長く続くと脳の痛みを調整する部位が機能せず引き起こされる事が多い頭痛です。

このような精神的ストレスを原因とする緊張型頭痛は、生真面目な性格や几帳面な人がかかりやすい傾向にあります。

 

 

頭痛を予防する方法

 

片頭痛の予防

片頭痛はストレスや生活習慣の乱れなど、原因はさまざまですが、天候による気圧の変化や騒音、光などが要因の場合もあります。

ですが、緊張型頭痛はストレスによる筋肉の萎縮から起こるのに対し、偏頭痛はストレスの開放から起こることが多い頭痛です。

その為、頭痛が引き起こされる前兆を見逃さないよう注意を払い、その要因を避けることも予防策となります。

もっとも多い前兆は、閃輝暗点と呼ばれる症状で

・光で目がチカチカする。

・視野に歯車のようなギザギザが現れる。

・視界が狭くなる。

等です。

その他にも、手足がしびれる、しゃべりにくくなる、イライラするといった症状が現れる事が多く、千差万別です。

その為、前兆が現れた際は、脳への刺激を控え、運動は控えましょう。

 

片頭痛予防のストレッチ

 

片頭痛の原因である過敏になった神経への刺激を緩和する為、首回りの神経を和らげるストレッチを紹介します。

直立し、足を肩幅に開き、両肩をコマのように回します。その際、頭を動かさないよう、注意します。

肩を左右にを90度ずつ回転させ、戻しの繰り返し動作をリズミカルに2分程度続けましょう。

 

立って行うのがおススメですが、仕事の合間に椅子に座って行っても大丈夫です。

椅子に座って行う際も直立時と同様に頭を動かさず、正面を向いて肩をリズミカルに左右90度、回転させましょう。

 

慣れないと疲れるので、長く行うのは逆効果となります。

一日2分程で始めてください。

片頭痛は、緊張型頭痛と違い、体を動かすと悪化することがあるので、頭痛がひどくなるようでしたらストレッチをやめましょう。

 

緊張型頭痛の予防ストレッチ

 

緊張型頭痛の場合、首や肩の筋肉の緊張やコリによって起こるので、肩と頭を支える肩周りの筋肉の緊張をほぐし、血行を良くすることで首回りのコリを緩和します。

両肘を90度に曲げ、肩を中心にして前から後ろへ大きく5回、また後ろから前へ5回、回します。

 

前から後ろへ5回回します。

 

 

後ろから前へ5回、回します。

 

腕ではなく、肩を回すように心がけましょう。

 

まとめ

 

いかがでしたか?

頭痛と一言いっても、症状や対処方法は様々ですので、ご自身にあった対処方法を見つける必要がありますが、今回ご紹介しましたストレッチなど、ストレスを緩和する方法を実践する事で、頭痛を未然に予防するように心がけましょう。

 

営業部 尾崎

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